第68番

亀末吉

今日のあな⁠た⁠は⁠。1 文字⁠ず⁠つ⁠。読ま⁠れ⁠る⁠。文⁠章⁠を⁠。読む側⁠で⁠す⁠。

ゆっくりと 一文字ずつを 追いかけて ページの数は 数えずにいた

彼女は、今日、ゆっくり読書をすることに決⁠め⁠た⁠。普段ならスクロールで読み流す文章を、1 文字ずつ追うことに決⁠め⁠た⁠。

「亀のように」と、彼女は思⁠っ⁠た⁠。亀は、ゆっくり⁠進⁠む⁠。速く進める方法を知らないわけではなく、ゆっくり進むことを選んでいるのだ、と⁠。彼女もそうしようと⁠し⁠た⁠。1 ページに、5 分かけて⁠み⁠た⁠。

速く読み終えることが、読書の目的では⁠な⁠い⁠。1 行に、どのくらいの感情が込められているかを感じることが、目⁠的⁠だ⁠。彼女は、この日 1 日、ゆっくり読んだ本のページ数を数えなか⁠っ⁠た⁠。数える必要も、なか⁠っ⁠た⁠。

今日試してみたいこと

  • ゆっくり読む
  • ページ数を数えない
  • 速く読まない
願いごと
願いは 1 文字ずつゆっくり書いて⁠み⁠る⁠。
待ち人
待ち人のことは急がずに⁠待⁠つ⁠。
失くし物
失くし物は栞の挟まった本の中を⁠探⁠す⁠。
外出
外出の電車でも、本はゆっくり⁠読⁠む⁠。
仕事
仕事の文章は急がずに読み⁠通⁠す⁠。
学び
学びはページ数を数えなくて⁠よ⁠い⁠。
恋
恋の手紙は 1 行ずつゆっくり⁠読⁠む⁠。
からだ
読む時は 1 ページごとに目を上⁠げ⁠る⁠。
今日のラッキーアイテム
栞
ゆるレベル
3 / 5
  • #亀
  • #小説
  • #ゆっくり
  • #1 文字

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