第 70 番
雷発庭前草
炎火向天飛
一心来趕禄
争奈掩朱扉
読み
- 雷庭前の草に発し
- 炎火天に向かひて飛ぶ
- 一心に来たりて禄を趕ふも
- 争奈せん朱扉を掩ふを
- 意味
- 庭先の雷と空へ舞い上がる炎という激しい始まりに対し、結びは一心に追っても赤い扉が閉ざされる行き止まりです。いったん追うのをやめ、嵐が過ぎるのを待つという意味合いです。
- 今日どうするか
- 急いで追いかけている事から、今日だけは手を離して休む。
- カピバラのひとこと
- 雷が鳴ったら、扉が開くまで家の中でじっとしている。
寺院によって添える文は異なります。漢詩と吉凶は江戸期の刊本『元三大師百籖和解』に拠ります。












